蓄電池って何だろう?
蓄電池の導入で電気代がお得に!
電気は利用する時間帯に応じて料金が変わるのをご存じでしょうか?プランによりますが、深夜は日中と比べて料金が半額になることも。家庭用の蓄電池があれば、安い深夜の電気を溜めておき、日中に使うことが可能です。家にいる時間が長い方などに、蓄電池の導入はおすすめです。
さらに…!
太陽光発電でもっとお得に!
※売電+蓄電の合計値
蓄電池+太陽光発電のメリット!
1電気代がさらにお得に!
蓄電池と太陽光発電システムは、相性抜群です。二つを組み合わせれば、「太陽光発電の売電量を増やせる」「発電していない時間帯の電気を賄える」といったメリットが得られます。契約プランは、ライフスタイルや目的に合わせて選びましょう。
2FIT制度終了後の自家消費に活用できる!
FIT制度(固定価格買い取り制度)の期間が終了して、売電価格が下がったり売電できなくなったりした場合にも、家庭用蓄電池があれば安心です。日中に発電した電気を夜間や雨天時に使うことができるため、節約しながら自家消費が可能です。
一般家庭(二人以上世帯)の月々の電気料金は平均月11,203円と言われています。
現在は自宅で過ごす時間が増えたことにより、より電気代が嵩んでいるご家庭も多いかもしれません。しかし、ご家庭によっては蓄電池を導入するだけで、月に3,000円以上も節約できる場合があるのです。
出典:資源エネルギー庁ウェブサイト(https://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper/2015html/1-3-2.html)
蓄電池のメリット
1太陽光発電と連携し効率アップ
家庭用蓄電池は、そのまま使うのでなく、太陽光発電システムと連携させれば、より電気代の削減につながるでしょう。
発電した電気は、設置から一定期間(2021年現在は10年間)は電気事業者が固定価格で買い取ることが義務付けられているため、売電すればさらにお得です。
2深夜電力の利用
電力会社から供給される電気を溜めて活用する方法もあります。深夜の電力は日中より料金が安いため、夜中に蓄電して日中に利用することで、電気代の節約につながります。
3災害時や停電時でも安心
普段の節電はもちろん、災害などで停電したときに電力源を確保できるのも、蓄電池の大きなメリットです。台風や大雨で停電になる頻度の高い地域のご家庭、地震などで孤立する可能性のある方、お年寄りや小さな子どもがいる世帯など、非常用電源は様々な方にとって重要なものです。照明やエアコンの他、ヒーターや井戸のポンプにも利用されている重要なライフラインである電気。それを供給する非常用電源として、蓄電池は活躍します。
蓄電池のデメリット
蓄電池導入にかかる費用が高い
家庭用蓄電池の価格は、溜められる電気の容量によって大きく変わります。
また、太陽光発電と連携するハイブリッド型、太陽光発電から独立する単機能型があり、家庭に合った蓄電池を選択する必要があります。
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本体価格
蓄電池本体の
購入費用 -
設置費用
設置工事
にかかる費用 -
電気工事
配線などの電気工事
にかかる費用
設置スペースが必要
屋外または屋内に設置スペースを確保する必要があります。単に蓄電池本体のスペースを設ければよいというわけではなく、「蓄電池の周囲○cmには物を置かないように」と離隔距離が設定されている製品もあります。
結露しない場所、高温や低温になり過ぎない場所に設置するといった条件もあります。
FIT制度終了後の蓄電の流れ
売電価格は実は年々減少傾向にあります
FIT制度が終了した後、売電価格はさらに低下すると予想されています。独自の価格やサービスを出している電力会社以外の小売電気事業者や、ガス料金プランと組み合わせることでお得になるプランもありますが、売るよりも自分で使う方が安くなると言えるでしょう。
自家消費が主流に!
FIT制度の利用が終わってからも、自宅で発電した電気を自宅で消費することで電気代を節約できます。
新型コロナで広がる蓄電
新型コロナの影響でお家時間が増えた!
皆様もご存知の通り、新型コロナの影響により自宅で過ごす人が増加しました。一般的に、日中の電気代は夜間よりも高く設定されているため、請求された電気料金を見て驚かれた方は多いかもしれません。
蓄電池を導入すれば、安価な深夜の電力を溜めておいて日中に使うことができるので、電気代の削減につながります。
SDGsで広がる蓄電
SDGsって何?自分も何かしたい!
SDGsとは、持続可能な開発目標のことです。現在、世界中で取り組まれている計画で、その中の一つに「クリーンエネルギーを使用する」という目標があります。そのため、多くの国が太陽光発電をはじめとした再生可能エネルギーの活用に注目しています。
太陽光発電システムは蓄電池と相性が良く、一般家庭でも導入しやすいため、取り入れる方が増えてきています。